こんにちは、仮想通貨ブロガー・アオムーです。
この記事の中で「BNBがオリジナルチェーンに移行してステーキング&ノード運営が始まる」というようなことを書きましたら、そもそもノード&ステーキングとはなんぞや。という質問をいただきました。
ここのワード(ノード&ステーキング)はとても大事で、今後仮想通貨の世界で投資&投機で間違いなくど真ん中にくると思っています。
なぜなら、仮想通貨で利益をあげる醍醐味が価格差(ボラリティ)から大口&機関投資家が欲している金利を生むシステムに流れるであろうと思われているからです。
「ステーキング」という言葉をどう捉えるかで発生する報酬の意味は変わってきますが、そこらへんも含めて解説できたらなと思います。
ざっくり言うと・指定された仮想通貨を専用のアプリケーション(ウォレット)で保有&運用で報酬が発生
ざっくり言うと、お金を出して仮想通貨プロジェクトのトークンを買います。そのトークンの保有量でノードの権利を手に入れられたりします。(注意:ものすごいたくさんのパターンがあります)
ノードになると、仮想通貨を運営する側になれて、手数料がもらえます。これを、言い方変えれば
「ノードに仮想通貨を預けて金利を生む」
こんな表現にもなるのではないでしょうか。
仮想通貨で金融世界のように金利を生むのは難しいが生まれ始めている
投資と呼ばれる世界で投資と投機(単純に長期的か短期的かくらいな意味)の割合は投資が1割、投機が9割くらいだと感じます。それは仮想通貨ではない世界も同じです。
そして長期の投資を考えるのであれば、価格差による利益ではなく金利が強く意識されます。
実際、2019年3月現在仮想通貨の世界で金利が生まれる簡単な商品はほぼありません。あるにはあるのですが、コアな部分です。
イーサリアム上で展開されているオープンファイナンス・Difi(分散型金融)などは仮想通貨を預けることができて利息が発生したりします。ただこれらは、発展途上であり投資したい層に届くまでにはまだ時間がかかるものだと思います。
そこで、金利のようなもの(手数料)を生むノード運営です。
正確に言えば手数料収入です。特定の仮想通貨を平穏無事に運営するのをノードによって貢献し、その貢献具合によって手数料を得ます。
仮想通貨におけるノードとは?
多分、ノードって単語が引っかかるんだと思うんですよね。
「ノード」は、頭の中で「ノードパソコン」って変換しちゃいましょう。「ノートパソコン」みたいなテンションで。
例えば、家のパソコンにある仮想通貨のアプリケーションを入れて、他のパソコンとデータを同期すればもう、仮想通貨のネットワークに参加できていて一人前のノードです。
仮想通貨におけるステーキングとは?
仮想通貨に出資すること、保有し続けること、その仮想通貨と利害関係が生まれること。です。
ステーキング=Staking。Stake=出資金、利害関係
企業に出資している人は、その企業と利害関係がありますよね?なのでステークは出資金であり利害関係って意味にもなります。
なのでステーキングは出資金であり、それはそのプロジェクトの仮想通貨量ということです。
ステーキング量が多いとノードとして優遇して貰えて手数料がたくさん手に入る
最後まで言わないつもりでしたが、これがいわゆるPoS(プルーフオブステーク)のベースです。
トークン(仮想通貨)の保有量によってブロック生成権利が回ってきてインセンティブが発生するシステムです。
そしてこのシステムが色々改良が加わって多種多様生まれています。
ステーキング系は問題点もあるけど今回は触れません
ここ触れ出すと、また新たな単語が出てくるので今回は触れませんが、問題点があって。それは本来のブロックチェーンの素晴らしい部分(分散性)が損なわれることが非常に多いことと、透明性が下がる部分です。
気になる方は「PoW PoS 違い」とかで調べてみましょう。
イーサリアムもステーキングシステムに移行する予定
もともとスタートはPoW(プルーフオブワーク)ビットコインと同じ系譜だったイーサリアムですが、プルールオブステークに変更する予定です。
一番大きな理由は、計算効率が飛躍的にアップするからです。
イサーリアムの場合は、32ETH保有しているとノードになれる予定です。(結構流動的なので変わるかもしれないけど)
これはいくつかの予想をみた結果ふわっとした予想ですが、32ETHステークしてノード運営すると年間5〜10ETH報酬としてもらえるのではないか。とふわっと予想を書いておきます。
ステーキングでノード運営が可能な銘柄いくつか
大前提として全ての仮想通貨で絶対にノードは存在します。その中でも、ステーキングによりノードが運用できる仮想通貨です。
ノード&ステーキングまとめ
いろんなパターンの仮想通貨があっていいと思います。ステーキング系のブロックチェーンはそのグラデーションの多くの部分を担うのではないでしょうか。
ただ、生き残るのはなんだかんだ、透明性が高く分散性をキープし続けたものだとも思います。
それでも、ブロックチェーンのネットワークに参加することに僕は意味があると思ってますし、せっかく仮想通貨に興味を持ったのであれば一度はフルノードを建ててみたいものです。
そして、今後ブロックチェーンネットワークに参加して手数料報酬を稼ぐ形は、価格差で利益を得ていたモデルから徐々に変化して、主流になっていくのではないでしょうか。
価格が安いうちに参加できればノードのヒモになれるかもしれません。
最後までお読みいただいてありがとうございました!
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